AnacondaとJupyterの使い方まとめ|condaコマンド・仮想環境・テーマ設定
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はじめに
Anacondaは、データ分析まわりのライブラリをまとめて用意してくれるディストリビューションです。conda コマンドの使い方と、付属するJupyter Notebookの設定をまとめました。
condaの基本コマンド
# Anaconda Navigator(GUI)の起動$ anaconda-navigator
# conda本体のアップデート$ conda update conda
# インストール済みパッケージを一括アップデート$ conda update --all
# 特定のパッケージのアップデート$ conda update パッケージ名
# パッケージ一覧の表示$ conda listPython自体のアップデートもcondaで行います。
# 最新版に更新する$ conda update python
# バージョンを指定する$ conda install python=3.12仮想環境を管理する
プロジェクトごとに環境を分けておけば、ライブラリのバージョン違いで悩まずに済みます。
# 仮想環境の一覧$ conda info -e
# 仮想環境の作成$ conda create -n 環境名 python=3.12 ライブラリ名
# 仮想環境に入る$ conda activate 環境名
# 仮想環境から出る$ conda deactivate
# 仮想環境の削除$ conda remove -n 環境名 --allpython=3 のようにメジャーバージョンだけ指定すると、その系列の最新版が入ります。ライブラリ名に anaconda を指定すると、Anaconda同梱のライブラリ一式がまとめて入ります。
$ conda create -n py3x python=3 anacondaパッケージをインストールする
$ conda install パッケージ名標準のチャンネルに無いパッケージは、conda-forge を指定すると見つかることが多いです。
$ conda install -c conda-forge パッケージ名XGBoostやLightGBMもこの形でインストールできます。
$ conda install -c conda-forge py-xgboost lightgbm不要ファイルを削除する
使っているうちにキャッシュが溜まってディスクを圧迫します。
$ conda clean --allこれでキャッシュ、使われていないパッケージ、tarballなどがまとめて削除されます。何が消えるかは実行時に一覧で確認できます。
Jupyter Notebookを使う
仮想環境に入ってから起動します。
$ conda activate 仮想環境名$ jupyter-notebookショートカットキー
Jupyterには編集モード(セルの中を編集している状態)とコマンドモード(セルを選択している状態)があります。Esc でコマンドモードに移り、Enter で編集モードに戻ります。
どのモードでも使えるものです。
| 操作 | キー |
|---|---|
| 実行して下のセルへ移動 | Shift + Enter |
| 実行してその場に留まる | Ctrl + Enter |
| 実行して下にセルを追加 | Alt + Enter |
コマンドモード(Esc を押してから)で使うものです。
| 操作 | キー |
|---|---|
| コードセルにする | Y |
| Markdownセルにする | M |
| 見出し1〜6にする | 1 〜 6 |
| 上にセルを追加 | A |
| 下にセルを追加 | B |
| 上のセルを選択 | K |
| 下のセルを選択 | J |
| セルをカット | X |
| セルをコピー | C |
| セルを削除 | D を2回 |
| 上に貼り付け | Shift + V |
| 下に貼り付け | V |
K と J での移動はVimと同じ割り当てです。セルを大量に行き来するときは、マウスより速く動けます。
テーマを変更する
jupyterthemes を入れると見た目を変えられます。
# condaの場合$ conda install -c conda-forge jupyterthemes
# pipの場合$ pip install jupyterthemes# 使用可能なテーマ一覧$ jt -l
# テーマを適用$ jt -t テーマ名
# デフォルトに戻す$ jt -rVSCodeで.pyのままJupyterのように実行する
Notebookファイルを使わなくても、通常の .py ファイルでセル単位の実行ができます。行の先頭に #%% と書くだけです。
#%%import pandas as pddf = pd.read_csv("data.csv")df.head()
#%%df.describe()#%% で区切られたブロックごとに実行でき、結果はインタラクティブウィンドウに表示されます。
おわりに
condaは環境をまるごと管理できて便利ですが、pipとの併用で壊れやすいという弱点もあります。データ分析でAnaconda同梱のライブラリをまとめて使いたいときはconda、それ以外の用途では venv と使い分けるのが結局いちばん楽です。
