GoogleのIndexing APIをPythonから叩いてみる • barorin&?

はじめに

Google Search Consoleで「検出 - インデックス未登録」となっているURLに対してリクエストを出すPythonコードと関連する設定をまとめてみました。

方法

Google Cloud上の設定

まだプロジェクトを作成していない場合は作成しておく

APIとサービス > +APIとサービスの有効化 > Web Search Indexing APIを検索して有効化
APIとサービス > 認証情報 > +認証情報を作成 > サービスアカウント
- サービスアカウントの詳細
  - サービスアカウント名: 好きなもの
  - サービスアカウントID: 自動入力
    - ここで作成されるメールアドレスをメモっておく！
  - サービスアカウントの説明: 空欄でも可
- このサービスアカウントにプロジェクトへのアクセスを許可する（省略可）
  - ロール: オーナー
- ユーザーにこのサービスアカウントへのアクセスを許可（省略可）
  - 空欄のまま完了
APIとサービス > 認証情報 > +認証情報を作成 > サービスアカウント > 作成したアカウントの編集画面に > キー > 鍵を追加 > 新しい鍵を作成
- キーのタイプ: JSON

Google Search Console上の設定

設定 > ユーザーと権限 > ユーザーを追加
- メールアドレス: 上記でメモったメールアドレス
- 権限: オーナー

Python

ライブラリのインストール

$ pip install google-auth google-api-python-client

スクリプト

def request_indexing(url):
    # サービスアカウントのJSON鍵ファイルへのパス
    KEY_FILE = 'path/to/your.json'

    # インデックス登録したいURL
    url = 'https://example.com'

    # サービスアカウントの認証情報を設定
    credentials = service_account.Credentials.from_service_account_file(
        KEY_FILE, scopes=['https://www.googleapis.com/auth/indexing'])

    # Google Indexing APIのサービスを構築
    service = googleapiclient.discovery.build('indexing', 'v3', credentials=credentials)

    # インデックス登録のリクエストを作成
    body = {
        'url': url,
        'type': 'URL_UPDATED'
    }

    # リクエストを実行
    response = service.urlNotifications().publish(body=body).execute()

    # レスポンスを表示
    print(response)