はじめに
VSCodeでPythonのコードフォーマッター・チェッカーを設定してみましょう。
方法
インストールするライブラリ
flake8 # コードチェッカー
black # コードの自動修正
isort # import文の自動並べ替え
mypy # 静的型チェッカー
VSCode の設定
ファイル > ユーザー設定 > 設定の検索ボックスで、
- 「Python > Linting: Enabled」と入力して、チェックボックスにチェック
- 「Python > Linting: Pylint Enabled」と入力して、チェックボックスのチェックを外す
- 「Python > Linting: Flake8 Enabled」と入力して、チェックボックスにチェック
- 「Python > Linting: Flake8 Args」と入力して、以下の設定を追加
--max-line-length=88
(Flake8の1行の最大デフォルト文字数は79文字のため、Blackの88字に合わせる)--extend-ignore=E203,W503
- E203: Flake8の
Whitespace before ':'
を無視し、Blackの挙動(算術演算子の前後に空白を入れる)を優先する - W503: Flake8の
line break before binary operator
を無視し、Blackの挙動(二項演算子の前の改行を許容する)を優先する
- E203: Flake8の
- 「Python > Lingint: Mypy Enabled」と入力して、チェックボックスにチェック
- 「Python > Formatting: Provider」と入力して、「black」を選択
- 「Editor: Format On Save」と入力して、チェックボックスにチェック
- 「Editor: Code Actions On Save」と入力して、「settings.json」で編集を開き、以下を追加
"editor.codeActionsOnSave": {
"source.organizeImports": true
}
VSCode の拡張機能追加
「Error Lens」を追加(エラー表示を問題タブではなく、エディタ上にインラインで表示してくれる。便利!)