UbuntuでNeovimの最新安定版をGitHubリリース(tar.gz)から導入する方法
/ 5 min read
Table of Contents
はじめに
Ubuntuでapt install neovimをすると、配布元のリポジトリの都合で古いバージョンが入ってしまうことがよくあります。
特にLazyVimや最新プラグインを使いたい場合、Neovim 0.9以上など、ある程度新しいバージョンが必須になるケースも少なくありません。
この問題を一番シンプルに解決する方法のひとつが、「Neovim公式GitHubのリリースページからLinux向けtar.gzを取得し、それを自分の環境にそのまま展開して使う」というやり方です。
この記事では、UbuntuでNeovimの最新安定版をGitHubリリースのtar.gzから導入する手順を、できるだけシンプルにまとめます。
方法
前提条件
- Ubuntu(22.04以降を想定)
curlコマンドが使えること(入っていなければsudo apt install curlで導入)/opt配下にディレクトリを作成できる権限(通常はsudoが使えればOK)
1. 既存のNeovimを削除(任意)
すでにapt install neovimなどで古いNeovimが入っている場合は、パスの衝突を避けるために削除しておくとトラブルが減ります。
sudo apt remove neovimsudo apt autoremove設定ファイル(~/.config/nvim など)はそのまま残るので、再インストール後も同じ設定を使えます。
2. GitHubから最新のtar.gzをダウンロード
Neovim公式リポジトリには、常に最新の安定版リリースが公開されています。
その「latest」のtar.gzをcurlでダウンロードします。
cd ~curl -LO https://github.com/neovim/neovim/releases/latest/download/nvim-linux-x86_64.tar.gz-Lはリダイレクトを追うオプション-Oはリモートファイル名で保存するオプションです
これでホームディレクトリに nvim-linux-x86_64.tar.gz が保存されます。
3. /opt に展開して配置する
ダウンロードしたtar.gzを、システムワイドに使いやすい /opt 以下に展開します。
すでに同名ディレクトリがある場合に備えて、先に削除してから展開する形にしておくと安全です。
sudo rm -rf /opt/nvim-linux-x86_64sudo tar -C /opt -xzf nvim-linux-x86_64.tar.gz/opt/nvim-linux-x86_64 以下に、bin/nvim など必要なファイル一式が展開されます。
4. PATHを通す
次に、シェル(bashやzsh)から nvim コマンドとして呼び出せるように、PATHを通します。
bashを使っている場合は ~/.bashrc、zshを使っている場合は ~/.zshrc に追記します。
bashの場合
echo 'export PATH="$PATH:/opt/nvim-linux-x86_64/bin"' >> ~/.bashrcsource ~/.bashrczshの場合
echo 'export PATH="$PATH:/opt/nvim-linux-x86_64/bin"' >> ~/.zshrcsource ~/.zshrcこれで、新しいシェルから nvim を実行すると /opt/nvim-linux-x86_64/bin/nvim が呼ばれるようになります。
5. バージョン確認
最後に、本当に最新安定版が入っているかを確認します。
nvim --version先頭行に NVIM v0.xx.y のような形式でバージョンが表示されるので、プラグインの要求バージョンを満たしているかチェックします。
今後Neovimをアップデートしたくなった場合は、同じ手順で新しいtar.gzをダウンロードし、再度 /opt に展開し直すだけでOKです。
6. 既存のvimコマンドをnvimに切り替える(任意)
普段の癖で vim と打ってしまう、という場合は、シェルの設定ファイルにaliasを追加しておくと便利です。
# bash の例echo "alias vim='nvim'" >> ~/.bashrcecho "alias vi='nvim'" >> ~/.bashrcsource ~/.bashrcこれで、vim や vi と打っても実際にはNeovimが起動するようになります。