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ラズパイの初期設定まとめ|SSH・Wi-Fi・IP固定・日本語入力・自動起動

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Table of Contents

はじめに

Raspberry Piを新しくセットアップするときにやることをまとめました。

初回起動前の準備

SSHを有効にする

microSDに書き込んだ後、bootドライブの直下に ssh という名前の空ファイルを置くと、初回起動時にSSHが有効になります。ディスプレイを繋がずにセットアップしたいときに使います。

Terminal window
$ touch /media/boot/ssh

Wi-Fiに接続する(Pi Zeroなど)

ディスプレイを繋げない機種では、bootドライブに wpa_supplicant.conf を置いて設定します。

Terminal window
ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
update_config=1
country=JP
network={
ssid="SSID"
psk="パスワード"
key_mgmt=WPA-PSK
}

パスワードを平文で書きたくない場合は、ハッシュ化した値を使います。

Terminal window
$ sudo apt install wpasupplicant
$ wpa_passphrase SSID パスワード

出力された psk= の行(クォートなし)をそのまま使えます。

初回ログイン後にやること

パッケージを最新にする

Terminal window
$ sudo apt update
$ sudo apt upgrade
# ファームウェアの更新(必要な場合のみ)
$ sudo rpi-update

パスワードを変更する

Terminal window
$ passwd

古いOSでは既定のユーザーが pi、パスワードが raspberry でした。**この組み合わせは広く知られており、そのまま公開ネットワークに繋ぐのは危険です。**現在のOSでは初回起動時に自分でユーザーを作成する方式に変わっています。

エディタなどを入れる

Terminal window
$ sudo apt install vim

ロケールとタイムゾーン

raspi-config から設定します。

Terminal window
$ sudo raspi-config

4 Localisation Options の中で、次の3つを設定します。

項目 設定内容
Change Locale ja_JP.UTF-8 UTF-8 を選択(既定のロケールに指定)
Change Timezone Asia > Tokyo
Change Wi-fi Country JP

ロケールはスペースキーで複数選択できます。en_GB.UTF-8 を残しておくと、英語のエラーメッセージが検索しやすいという利点もあります。

IPアドレスを固定する

サーバー用途では、アクセス先が変わらないようIPを固定します。/etc/dhcpcd.conf に追記します。

Terminal window
interface wlan0
static ip_address=192.168.11.xxx/24
static routers=192.168.11.1
static domain_name_servers=192.168.11.1

有線の場合は wlan0eth0 に読み替えます。

日本語入力を入れる

Terminal window
$ sudo apt update
$ sudo apt install ibus-mozc

英字キーボードを使う場合は、切り替えキーの割り当てが必要です。設定 > Mozc の設定を開き、「一般」タブのキー設定を ATOK にしてから編集に進みます。

次の2項目(各3個ずつあります)の入力キーを、すべて Ctrl Space に変更します。

モード コマンド
直接入力 IMEを有効化
入力文字なし キャンセル後IMEを無効化

設定後、再起動すれば有効になります。

起動時にプログラムを自動実行する

/etc/rc.local の末尾にある exit 0前にコマンドを書きます。

Terminal window
$ sudo vim /etc/rc.local
Terminal window
/home/pi/venv/bin/python /home/pi/app/main.py &
exit 0

おわりに

Raspberry Piは、OSのバージョンによって設定方法がはっきり変わります。ネットワークまわりは特に変更が大きいので、手元のOSがBookworm以降かどうかを先に確認してから作業してください。

Terminal window
$ cat /etc/os-release

現在のイメージであれば、Raspberry Pi Imagerの設定画面でほとんど済んでしまいます。この記事の手順が必要になるのは、古い機材や既存環境を触るときです。

この記事を書いた人

barorinのプロフィール画像

barorin公認会計士

会計とITの二足のわらじで働く公認会計士です。Pythonを中心に、会計・監査の実務で実際に使っているコードや、Ubuntu・Raspberry Piの設定メモを書いています。